のりすて2

遊んでばかりで、スンマセン

生きるって・・・

突然に思いもよらない人物から、母親あてに連絡が入りました
その人物とは、ずいぶん前に失踪した叔父(母の弟)

ボクが幼い頃、どこへ行くのも連れて歩いて、父親と間違われてた叔父
家族旅行っぽい思い出の記憶の中には、かなり叔父の姿があります

小学生のころ祖母の家に預けられてたボクは、この叔父にしょっちゅ遊びに連れてもらいました
学校から帰ると叔父が突然、「オイ、これから○●行くぞ!いっしょ来るこ?」
返事を聞くと直ぐに母に電話して、学校を休ます段取りして

車で遠くまで連れて行ってくれました
ボクの家には車が無く、車の窓に流れる景色がものすごく新鮮だった頃の事
どこで何をしたかなんて覚えてないけど、ずっと飽きずに眺めてられる景色の中を車は走って行きまし


初めて車で車中泊したのは、おそらく信州だったかな
外灯ひとつ無い山中で、本当に見えた天の川は今でも記憶に焼き付いてます

そんな叔父ですがおそらく学生だったと思われ、仕事に就いた後は「ここ俺がやってるんや」って現
場を見せたりもしてくれました
子供心に「凄いなぁ」とか思い、意味も分からないまま誇らしかったものでした

それからボクが中学生になった頃、今度はいきなりボートの免許を取りました
そして小さなヨットを買って、夏の週末には琵琶湖に連れて行ってくれました

船を操縦する楽しさと、水の上を走る気持ち良さを知りました
叔父に見せてもらったヨットの雑誌見て、なんかボクでも世界を回れそうな、そんな夢さえ見たもんです

そんな叔父だったんですが、ボクが高校に行く頃には誘われなくなりました
ボクにはボクの遊びの世界が出来て、叔父にも叔父の世界があったんでしょう

週末には海に行くようになり、ダイビングなんて始めました
そして海中を見たら、次は空を
グライダーに乗って飛ぶように

独身だったのもありますが、思い切り自分の世界を楽しんでた人でした
しかしボクの知らないところで、かなりの苦悩とか重荷を背負ってたんでしょうね

ある日突然に居なくなってしまいました

その日まで生活してたそのままに、何の予告もなく突然に消えてしまいました
大人がする事なので、捜索もせずに長い時間が過ぎました
まぁ、正式に住所変更してるから、捜せば見つかるんですが

そして祖父(叔父の父)が亡くなった時の手続きの関係で、初めて居所が分かり無事で生きていると
瀬戸内の島で暮らしてました

母が直接会いに行き、書類に印鑑をもらったついでに話しを聞いてみたんです

そしたら始めはマリーナに停泊のヨットで暫く生活してたみたい
その後に島に渡り、陸に上がったって
そしてこの先はヨットを処分して、また別の場所に行くのが目標だって

彼の人生は、まだまだ終わりが無いんですね


そんな叔父からの、突然の連絡の内容は…手術の身元保証人のお願い

癌が見つかったみたいです
現在は四国の病院に入院して、近々の手術を待ってます

癌の進行状況も分からないし、それ以上に叔父が元気なのか体力があるのかさえ分からない

無事に手術が出来るのだろうか?
頑張って、癌を克服して欲しいです

ボクにいろんな世界を見せてくれた叔父

これからも生きたいように生きて、いろんな世界を見て
そして何時かは帰ってきて、見て来た世界の話しを聞かせてもらいたい

手術が成功することを祈ってます!

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  1. 2009/01/12(月) 00:51:51|
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